生成ツール別のAI画像判定
Stable Diffusionの画像判定:ファイルに保存されたプロンプト
Stable Diffusion自体は来歴を書き込みません。書き込むのはそれを動かすインターフェースで、isGenAIはAUTOMATIC1111、ComfyUI、InvokeAIが元のPNGに保存したプロンプト、ネガティブプロンプト、シード、ステップ数、モデル名を表示します。

parameters-tEXt.pngPNG ファイル · 管理されたサンプル
- Signature + IHDR
- iTXt XML:com.adobe.xmp
- tEXt parameters記録
- tEXt prompt / workflow
- tEXt invokeai_metadata
- eXIf
- caBX C2PA manifest
- IDAT pixels
- IEND
保存されたプロンプトを検出
生成ツールが設定をファイルに書き込んでいます。
プロンプト、ネガティブプロンプト、シード、サンプラー、モデルを一字一句そのまま読み取り、取得元のフィールドも示します。
プロンプト抽出ツールを開く →証拠の出どころ
Stable Diffusionはオープンウェイトのモデル群なので、ファイルに何が残るかは実行したアプリケーションによって決まります。AUTOMATIC1111は生成パラメーターをparametersという名前のテキストチャンクとしてPNGに追加します。ComfyUIはプロンプトグラフとworkflowをPNGのテキストチャンクに保存します。InvokeAIはinvokeai_metadataという記録を保存します。どれも署名はなく、すべて編集可能なテキストです。
Stable Diffusionを基にしたホスト型サービスは挙動が異なり、すべてを削除することも多くあります。2026年10月時点で、Stability AIのホスト型出力にContent Credentialsが付くというベンダー資料は見つからなかったため、実際のファイルを調べるまでは各サービスを不明として扱ってください。
isGenAIが表示する内容
isGenAIはparametersチャンク、ComfyUIのプロンプトグラフ、InvokeAIの記録を読み取り、矛盾のない記録がちょうど一つある場合に、モデル名と設定を含む保存された生成プロンプトとして報告します。二つの記録が食い違う場合や、多段階のグラフに複数のサンプラーがある場合は、どのプロンプトが画素を生んだかを推測せず、保存されたワークフローとして報告します。
AUTOMATIC1111から書き出したJPEGとWebPは同じテキストをEXIF UserCommentに保持しており、isGenAIはそれも読み取ります。画像プロンプト抽出ツールは保存されたプロンプト全文を、ComfyUIワークフロービューアはノードの一覧を表示します。
再投稿で失われるもの
再エンコードがあると、PNGのテキストチャンクは必ず失われます。スクリーンショット、形式の変換、SNSへのアップロード、ほとんどのメッセージアプリが該当します。そのため、フィードで見つけたStable Diffusionの画像には通常プロンプトが残っていません。確認すべきなのは出力フォルダーにある元のPNGです。
記録はただのテキストなので、ツールが何を書き込んだかは証明しても、誰がボタンを押したかは証明しません。isGenAIはこれを強さ「中程度」の申告として扱い、署名付きの記録とは区別します。
この生成ツールの画像を確認する手順
- スクリーンショットやチャット・SNSから保存したコピーではなく、元のダウンロードファイルを用意します。
- 無料のAI画像判定ツールにアップロードします。PNG、JPEG、WebP、AVIF、TIFFの20 MiBまでのファイルをサーバー上で読み取り、初期設定で非公開のまま扱います。
- 「How we checked」(確認方法)を開き、各検出結果を出典フィールドとあわせて読みます。署名付きの記録、申告されたソースタイプ、保存されたプロンプト、AIに関する記述、一致するコピーのいずれかです。
- 何も見つからない結果は「証拠が見つからなかった」という意味であり、人が作った画像だという証明ではありません。
よくある質問
Stable Diffusionは画像にメタデータを付けますか?
モデル自体は付けません。付けるのはインターフェースです。AUTOMATIC1111はparametersテキストチャンクを、ComfyUIはpromptとworkflowのチャンクを、InvokeAIはinvokeai_metadataを書き込みます。ホスト型サービスは対応がまちまちで、メタデータを削除することも多くあります。
isGenAIでStable Diffusionのプロンプトを表示できますか?
はい。元のPNG(またはEXIF UserCommentを持つA1111のJPEG/WebP)に記録が残っていれば可能です。レポートには、プロンプト、ネガティブプロンプト、シード、ステップ数、サンプラー、モデル名が保存されたとおりに表示されます。
スクリーンショット後もStable Diffusionの画像だと判定できますか?
メタデータからはできません。スクリーンショットやSNSへのアップロードでテキストチャンクは失われ、isGenAIは画素から推測せずに証拠なしと報告します。
保存されたプロンプトはAI生成の証明になりますか?
生成の記録がファイルに書き込まれたことは証明します。ただしテキストは編集できるため、isGenAIは署名付きの証明ではなく、強さ「中程度」の申告として報告します。
出典
ベンダーの仕様は変わります。これらのページは、ベンダーが公開している内容とisGenAIがファイルから読み取る内容を説明したもので、すべてのリリースを検証したものではありません。