用語集
Content Credentials:ファイル内の署名付き記録
Content Credentials(コンテンツクレデンシャル)は、C2PAマニフェストのユーザー向けの名称です。画像・動画・文書に添付される、改ざんを検知できる署名付きの記録で、発行者、使われたツール、そしてAI生成を含む実行された操作が記載されます。

test-signed.pngPNG ファイル · 管理されたサンプル
- Signature + IHDR
- iTXt XML:com.adobe.xmp
- tEXt parameters
- tEXt prompt / workflow
- tEXt invokeai_metadata
- eXIf
- caBX C2PA manifest記録
- IDAT pixels
- IEND
Content Credentials を検出
署名付きマニフェストがファイルの作られ方を記録しています。
署名者、記録したツール、操作、署名検証の結果を分けて表示するので、一つずつ判断できます。
Content Credentials チェッカーを開く →クレデンシャルに含まれる内容
クレデンシャルには通常、発行者(Adobe Inc.、OpenAI、Google LLCなど)、アプリまたはデバイス、生成AIが使われたかどうか、実行された操作、日付が表示されます。Adobeの「CR」アイコン、LinkedInのC2PAアイコン、TikTokの自動ラベルは、いずれも同じ記録から読み取った情報を表示しています。クレデンシャルはファイルに埋め込まれるほか、一部のベンダーではクラウドにも保存され、ファイルから削除されたときに復元できるようになっています。
クレデンシャルが示すのは署名者の主張です。写真の真実性を評価するものではありません。
isGenAIでのContent Credentialsの使い方
isGenAIは、Firefly、ChatGPT、FLUXなどの生成AIが埋め込むクレデンシャルを表示します。AI画像判定ツールは「How we checked」(確認方法)の中で、それを署名付きの作成記録として、検証状態、署名者への信頼、クレーム生成ツール(claim generator)、操作とともに一覧にし、C2PAチェッカーはマニフェスト全体を表示します。署名の有効性と署名者への信頼は、常に2つの事実として分けて報告します。
クレデンシャルがない場合、レポートはその旨を伝え、元のファイルを確認するよう案内します。
実際に目にする場所
LinkedInは署名付きメディアにC2PAアイコンを表示し、TikTokはクレデンシャルをもとにコンテンツにラベルを付け、YouTubeは編集されていないC2PA 2.1の撮影データに「Captured with a camera」と表示します。Instagram、Facebook、Threadsはアップロード時にクレデンシャルを読み取って投稿にラベルを付けますが、配信するコピーにはクレデンシャルが含まれません。
ファイルを調べるときのこの用語の使い方
- 元のファイルを、AI画像判定ツールまたはページで紹介しているツールにアップロードします。
- 「How we checked」(確認方法)の中からこの用語を使った検出結果を探し、そこに示された参照元の項目を読みます。
- 種類ごとに重みづけします。署名付きの記録、宣言された項目、保存されたプロンプト、一致するコピーは、証拠としての強さがそれぞれ異なります。
- 記録がないことは、人が作成したことの証拠にはならない点に注意してください。
よくある質問
Content CredentialsとC2PAは同じものですか?
Content Credentialsは、ユーザーから見たC2PAマニフェストの名称です。C2PAはそれを定義している標準です。
CRアイコンは何を意味しますか?
そのメディアにContent Credentialが付いていることを示します。クリックすると、発行者、ツール、AIが使われたかどうかが表示されます。
自分のファイルのクレデンシャルを確認するには?
元のファイルをisGenAIのC2PAチェッカーまたはAI画像判定ツールにアップロードしてください。レポートに署名付きの記録とその検証結果が表示されます。
クレデンシャルはSNSに投稿しても残りますか?
ほとんど残りません。大半のプラットフォームはアップロード時に削除します。LinkedInとTikTokはクレデンシャルの情報を表示し、TikTokはダウンロード用のファイルにクレデンシャルを付けるとしています。
出典
定義は上記リンク先の公開規格に基づいています。記載したisGenAIの動作は、2026年10月時点で稼働しているチェッカーのものです。