用語集
トラストリスト:「有効」と「信頼済み」の違い
トラストリストとは、C2PAのバリデーターが正当な署名者として受け入れるルート証明書と中間証明書の一覧です。署名が数学的に有効なマニフェストでも、署名に使われた証明書がこの一覧の項目までたどれる場合にのみ、信頼済みとして報告されます。

イラスト · PNG ファイル
- Signature + IHDR
- iTXt XML:com.adobe.xmp記録
- tEXt parameters
- tEXt prompt / workflow
- tEXt invokeai_metadata
- eXIf
- caBX C2PA manifest
- IDAT pixels
- IEND
AI 生成の申告あり
ファイル自身が AI 生成だと表示しています。
trainedAlgorithmicMedia などの IPTC DigitalSourceType を XMP から読み取り、正確な値のまま表示します。
画像をチェック →2つのチェックがある理由
誰でも証明書を作ってマニフェストに署名でき、その署名はその証明書に対しては正しく検証されます。信頼のチェックは、その証明書が既知の署名者のものかどうかという別の問いに答えます。C2PAのエコシステムは適合した署名者のトラストリストを管理しており、バリデーターは独自のリストを追加することもできます。Adobe、OpenAI、Googleが署名したマニフェストは既知のルートまでたどれますが、自作の証明書で署名されたマニフェストは、バイト列が無傷であってもたどれません。
isGenAIでの信頼の報告
C2PAチェッカーとAI画像判定ツールは、暗号学的な検証と信頼の検証を別々の事実として表示し、その両方から証拠の強さを導きます。信頼済みかつ有効でAIの操作を含むものは強い、有効だが信頼されていないものは中程度、カメラのクレデンシャルは信頼済みの場合にのみ撮影の証拠として扱います。レポートには信頼状態と検証コードが表示されるため、レビュー担当者はどのリストが結果を決めたかを確認できます。
リストを最新に保つ
トラストリストは、署名者の参加や証明書の更新に伴って変わります。今日は信頼されていないと報告されたマニフェストが、リストの更新後には信頼済みになることもあります。レポートが単なる「はい・いいえ」ではなくバリデーターの状態を記録しているのは、これも理由の一つです。
信頼には時間の側面もあります。マニフェスト内の信頼されたタイムスタンプは署名が行われた時刻を記録するため、後に失効した証明書でも、それが有効だった期間に作られた署名は検証できます。
ファイルを調べるときのこの用語の使い方
- 元のファイルを、AI画像判定ツールまたはページで紹介しているツールにアップロードします。
- 「How we checked」(確認方法)の中からこの用語を使った検出結果を探し、そこに示された参照元の項目を読みます。
- 種類ごとに重みづけします。署名付きの記録、宣言された項目、保存されたプロンプト、一致するコピーは、証拠としての強さがそれぞれ異なります。
- 記録がないことは、人が作成したことの証拠にはならない点に注意してください。
よくある質問
C2PAの署名が有効なのに信頼されないことはありますか?
あります。有効性は数学的な正しさを、信頼は証明書が受け入れられたリストまでたどれるかを確認するものです。isGenAIは両方を報告します。
C2PAのトラストリストは誰が管理していますか?
C2PAの適合性プログラムが適合した署名者のリストを公開しており、バリデーターは追加のリストを適用できます。
信頼されていないマニフェストには価値がないのですか?
いいえ。その証明書で署名されて以降、コンテンツが変わっていないことは証明します。署名者が誰であるかは証明しません。isGenAIは中程度と評価します。
同じファイルでもツールによって信頼の結果が違うのはなぜですか?
使っているトラストリストやそのバージョンが異なるためです。isGenAIのレポートにある検証コードが、その結果の理由を説明します。
出典
定義は上記リンク先の公開規格に基づいています。記載したisGenAIの動作は、2026年10月時点で稼働しているチェッカーのものです。