用語集
AI生成画像:言葉の意味と記録のされ方
AI生成画像とは、拡散モデルやトランスフォーマーモデルなどの生成モデルが、テキストのプロンプト、参照画像、またはその両方からピクセルを生成した画像のことです。センサーで撮影された写真や、手で描かれたイラストとは区別されます。

イラスト · PNG ファイル
- Signature + IHDR
- iTXt XML:com.adobe.xmp記録
- tEXt parameters
- tEXt prompt / workflow
- tEXt invokeai_metadata
- eXIf
- caBX C2PA manifest
- IDAT pixels
- IEND
AI 生成の申告あり
ファイル自身が AI 生成だと表示しています。
trainedAlgorithmicMedia などの IPTC DigitalSourceType を XMP から読み取り、正確な値のまま表示します。
画像をチェック →生成の事実はどう記録されるか
生成AIは、その事実をさまざまな方法で記録します。署名付きのC2PAマニフェスト(OpenAI、Adobe Firefly、Black Forest Labs、Googleの新しいモデル)、XMP内のIPTC DigitalSourceTypeによる宣言(Midjourney、Meta AI、Microsoft)、PNGテキストチャンクに保存されたプロンプトやワークフロー(AUTOMATIC1111、ComfyUI、InvokeAI)、目に見えない透かし(Google、OpenAI、Meta)です。多くのホスト型ツールについては、記録を確認できませんでした。各ベンダーが何を文書化しているかは、生成AI別のページにまとめています。
AIによる塗りつぶし(生成塗りつぶし)で編集した写真は別のカテゴリーで、多くの場合compositeWithTrainedAlgorithmicMediaとして宣言されます。
isGenAIでの報告のしかた
isGenAIは「この画像はAI生成か?」という問いにファイルから答えます。署名付きの記録、宣言されたソースタイプ、保存されたプロンプト、AIに関する記述、一致するコピーを表示し、それぞれに参照元と強さのラベルを付けます。画像の見た目から推定することはないため、記録のないファイルは「証拠は見つかりませんでした」と報告し、それが人による作成の証明にはならないことを明記します。
区別が重要な理由
EU AI法第50条は、AI生成コンテンツに義務を課しています。提供者はそれを機械可読な形でマーキングし、導入者はディープフェイクや一部の公共の利益に関わるテキストを開示しなければなりません。ファイルの記録を示せることが、双方にとってコンプライアンスを証明する手段になります。
ハイブリッドなワークフローは、境界をさらにあいまいにします。写真を生成塗りつぶしで拡張することも、レンダリング画像に手で描き足すことも、スケッチをモデルで仕上げることもあります。記録が存在する場合は、どんな単一のラベルよりも詳しくそうした工程を説明してくれます。
ファイルを調べるときのこの用語の使い方
- 元のファイルを、AI画像判定ツールまたはページで紹介しているツールにアップロードします。
- 「How we checked」(確認方法)の中からこの用語を使った検出結果を探し、そこに示された参照元の項目を読みます。
- 種類ごとに重みづけします。署名付きの記録、宣言された項目、保存されたプロンプト、一致するコピーは、証拠としての強さがそれぞれ異なります。
- 記録がないことは、人が作成したことの証拠にはならない点に注意してください。
よくある質問
画像がAI生成かどうかを見分けるには?
isGenAIで元のファイルにC2PAの記録、IPTCのソースタイプ、保存されたプロンプト、AIに関する記述があるかを確認し、出どころをたどります。何も見つからなかった結果は、人が作ったものではなく「不明」として扱ってください。
AI生成画像にはすべて証拠が残っていますか?
いいえ。多くのホスト型ツールは何も書き込まず、書き込まれたものもプラットフォームが削除します。記録がないことは写真である証明にはなりません。
isGenAIはピクセルから推測しますか?
いいえ。ファイルの記録を読み、コピーを照合し、何も見つからなければそう伝えます。
AIで編集した写真はAI生成画像ですか?
部分的にはそうです。IPTCは混在したものにcompositeWithTrainedAlgorithmicMediaを使い、C2PAマニフェストは個々の編集操作を記録できます。
出典
定義は上記リンク先の公開規格に基づいています。記載したisGenAIの動作は、2026年10月時点で稼働しているチェッカーのものです。